TRIDENT: 3気筒のトライアンフレジェンド
"1968年に発表されたオリジナルのトライアンフのTridentは、そのパフォーマンスの高さに新たな基準を打ち立てました。
そして1990年、ヒンクリーにてトライアンフが復活を遂げた時、Tridentが再びトライアンフのラインアップに加わったのです。
バート・ホップウッドとダグ・ヘレによってデザインされた3つのシリンダーの Tridentはトライアンフの3気筒の根源となり、これは最新型の Tiger900、Tiger 1200、Speed Triple、Street Triple、そして世界最大排気量を誇るRocket 3へと今も受け継がれています。
1969年、BSAとトライアンフが所有するBSAグループ内の2つの異なったブランドから発表されたトライアンフのTridentとBSA のRocket 3は、2モデルとも質の良いトルクの3気筒であり、また、1970年代に、ヨーロッパ、アメリカのレースで好成績を収めた点で非常に似ていました。
これらのモデル関してトライアンフファンにとって一番有名な話は、1971年から75年まで5年連続でマン島プロダクションTTを制した伝説的な「スリッパリー・サム」の話でしょう。"
トライアンフのファンであり、コレクターであり、1974年式の素晴らしいトライアンフ Tridentを所有するピーター・ハトフィールドが、何がこのマシンを特別にしているのか、説明します。