FIM SUPERSPORT WORLD CHAMPIONSHIP

FIMスーパースポーツ世界選手権(WSS)は30年以上の歴史があり、世界に羽ばたく次世代ライダーを輩出するステップアップカテゴリーとして知られています。WSSは従来の600ccクラスに加え、性能調整によって様々な排気量のマシンが出場できる新レギュレーションへと変更されました。トライアンフは同様の変更をブリティッシュスーパースポーツ選手権で経験済みであり、その知見を大いに活かすことができます。トライアンフは実績のあるPTR Racingとパートナーシップを結び、「PRT トライアンフ・ファクトリー・レーシング」としてWSSに参戦しています。混戦必至のWSSでの経験は今後のレース活動に大いに役立つでしょう。
2025年シーズンは起用2年目となるイギリス出身のトム・ブース=エイモスに加え、オーストラリア出身のオリ・ベイリスをチームに迎えました。彼らが駆るSTREET TRIPLE 765 RSにはチームを象徴する印象的なカラーリングが施されています。WSSは全12戦。第1戦はオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで開催され、その後ヨーロッパ各地を転戦します。熾烈なレースの中で好成績を目指します。