FIMスーパーエンデューロ世界選手権および
Triumph Factory Racing Enduroチーム
Triumph Factory Racingチームのチームマネージャーは、イギリス出身の元レーサー、ポール・エドモンドソン。エンデューロ世界選手権で4度のタイトルに輝き、イギリスチームとして参加したISDEではトータルで金メダルを18個獲得という前人未踏の記録を打ち立てた人物です。エドモンドソンはオフロード界でよく知られた人物で、彼が設立し管理していた前EnduroGPレースチーム、Fast Eddy Racingで何度も大きな成功を収め、またイギリスで非常に人気のあるエンデューロイベントを多数運営してきました。
ポールはTriumphとのオフロードプロジェクトに初期から関わり、TF 250-XおよびTF 250-Eマシンのプラットフォームの開発に重要な意見を提供しています。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではジェームズ・ポンドのスタントダブルとしてTriumphを操った彼は、エンデューロを知り尽くし、親しみやすく、やる気にあふれた人物。Triumph Factory Racing Enduroチームのマネージャーとなった今、エンデューロレースに進出するTriumphの強力なパートナーとして、新たな挑戦をバックアップします。
スーパーエンデューロシリーズでTriumphのマシンを駆るのはイギリス出身のジョニー・ウォーカー。加入1年目の’25年は、TF 250-Xに乗って初勝利をもたらしたほか、7つのイベントで7度の表彰台を獲得し、総合2位という素晴らしい結果を残しました。ウォーカーはTF 450-Xに乗り、Triumphにとって初となるAMAエンデューロクロス選手権制覇を成し遂げました。このマシンは今シーズンの2026 FIMスーパーヴェンデューロシリーズでデビューしたバイクです。ウォーカーは、世界的に有名なRed Bull ErzbergRodeo(レッドブル・エルツベルクロデオ)で6位という素晴らしいフィニッシュなど、いくつかのハードなイベントに追加出場しました。Red Bull ErzbergRodeo Hare Scrambleは、大半が2ストロークマシンで出走するレースで、制覇するのが厳しい戦いとして知られています。
一方、屋外競技のエンデューロGPでは、2025年、ミカエル・ペルソンとジェイミー・マッカニーがチームライダーとして参戦、数多くのE1表彰台を獲得し、ブリティッシュエンデューロ選手権とブリティッシュスプリント選手権を制しました。2026年、マッカニーは引き続きブリティッシュシリーズに参戦しますが、ペルソンと新加入のジェレミー・シドウの国際レースにおけるライダーコーチを務めます。
また、ペルソンがスウェーデンチームを10年ぶりの表彰台に導き、 Triumph Italia Racingチームのモーガン・レシアルドがイタリアチームを勝利に導くなど、TriumphはISDEの成功にも貢献しました。レシアルドはTriumphのマシンを駆り、TF 250-EでE1クラス優勝、エンデューロGPで初表彰台という、目を見張る結果を残しました。
Triumph Factory Racing Enduroチーム―その舞台裏。
Triumphのエンデューロプログラムを詳しく見ると、ライダーたちはシーズンを通じて3つの異なるタイプの競技に参加することがわかります。イギリス出身のジョニー・ウォーカーは、FIMスーパーエンデューロ世界選手権に全戦参戦するほか、AMAエンデューロクロスにも何戦か出場。サマーシーズンのイベントやハードなエンデューロレースにも出場予定です。チームメイトのミカエル・ペルソンとジェレミー・シドウは、より伝統的なFIMエンデューロGP世界選手権に焦点を当てます。ジェイミー・マッカニーはイギリスエンデューロ選手権に出場します。
FIMスーパーエンデューロ世界選手権は、20年近く続いている屋内で開催されるシリーズです。アリーナを埋め尽くす観客の目の前で、岩や丸太などの障害物で構成された過酷なコースをライダーたちが走り抜けます。ゲートドロップと同時にスタートを切り、ショートコースながらも熾烈なレースが展開されます。ジョニー・ウォーカーはTF 250-Eを駆り、第5戦ハンガリーでの優勝を含め、7つのレースで7度の表彰台獲得という素晴らしい成績で最初のシーズンを終えました。アメリカでは、エンデューロクロスと呼ばれる同じ様な形式のシリーズが開催されており、ウォーカーは2025年に、Triumph初の選手権を獲得しました。その選手権は最後まで接戦でしたが、彼は世界選手権に集中するためにヨーロッパに戻りました。カンブリア出身のこのレーサーは、地球上で最大のハードなエンデューロイベントのいくつかで勝利を収めました。たとえば、Red Bull ErzbergRodeo Hare Scramble(レッドブル・エルツベルクロデオ・ハー・スクランブル:昨年、大半が2ストロークマシンで対戦する中、Triumphのマシンで6位に入賞した印象的なイベント)、Red Bull Romaniacs(レッドブル・ロマニアックス)です。そして、2024年末にはTriumph Factory Racingチームに加入し、2026年はさまざまなイベントへの出場が予定されています。
FIMエンデューロGP世界選手権は、週末にさまざまなテストが用意されているのが特徴で、より「伝統的な」エンデューロレースです。すべてのレースイベントでエンデューロテスト、モトクロステスト、エクストリームテストが実施され、最も盛り上がるスーパーテストは通常、金曜の夜に開催されます。エンデューロシリーズのはじまりは1968年。現在はEnduro1(250ccまでの2ストロークおよび4ストローク)、Enduro2(255cc~450ccの4ストローク)、Enduro3(255cc以上の2ストロークおよび450cc以上の4ストローク)の3つのカテゴリーで構成されています。また、E1、E2、E3の合計ポイントでGPクラスの総合順位が決定します。これまで選手権タイトルを争ってきたTriumphのライダー、ミカエル・ペルソンは、2シーズン目もTriumph Factory Racingチームに残留し、その豊富な経験をチームにもたらしています。2026年にはペルソンにドイツ人レーサー、ジェレミー・シドウも加わり、シリーズでの結果を狙っています。両者はジェイミー・マッカニーの指導を受けます。チームは2026年にE1およびエンデューロGPクラスに出場します。
ジョニー・ウォーカー
生年月日:1991年1月27日
国籍:英国
出身地:ケズウィック
ゼッケン:22
身長:182cm
体重:80kg
2025 – FIMスーパーエンデューロ世界選手権準優勝
2024 – インドアエンデューロチャンピオンシップ優勝
2024 – FIMスーパーエンデューロ世界選手権準優勝
2023 – AMAエンデューロクロスチャンピオン
2016 – Red Bull 111メガワット優勝
2016 – FIMスーパーエンデューロ世界選手権3位
2015 – Red Bull Romaniacs優勝
2015 – Red Bull 111メガワット優勝
2015 – ザ・タフ・ワン優勝
2015 – ヘルズゲート優勝
2015 – Red Bullエルツベルクロデオハースクランブル優勝
2013 - Red Bullエルツベルクロデオハースクランブル優勝
2012 - Red Bullエルツベルクロデオハースクランブル優勝